【※ネタバレなし※ 】衝撃ホラー小説:『紗央里ちゃんの家』の感想
こんにちは、しまりすです(^^)
友達から誕生日プレゼントに「表紙が可愛かったから」という理由でこちらの本をプレゼントしてもらいました
【中古】単行本(小説・エッセイ) 紗央里ちゃんの家 / 矢部嵩【中古】afb
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 小説・エッセイ > 日本の小説 > その他
- ショップ: ネットショップ駿河屋 楽天市場店
- 価格: 240円
内容は読んでないといわれて、何気なく読んでみたらとんでもない本だったので紹介したいと思います✨
※後日、友達にも読ませました。固まってました(笑
あらすじ
父と泊まりに行った親戚の家で干からびた指を見つけた僕は、いなくなった祖母と紗央里ちゃんを捜して、こっそり家探しをはじめる。挙動不審な叔父叔母、黙して語らない祖父、無関心な父、不穏な狂気に毒されたように僕の思考もおかしくなっていく。
いちおう、2006年度日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。
ちなみに紗央里ちゃんは主人公の親戚の子。
グロい
まずびっくりしたのがグロい、さらっとグロい
さらっとがポイント
溜めて、というよりさらっとしてくるから余計怖い
びっくりさせられる、読みながら「まじやめてくれ。。」と何度思ったことか
みんなヤバい
さらに怖いのが、登場人物みんなヤバい
どうヤバいかはぜひ読んで体感してほしい
簡単に言うとほぼ会話が成立しなくなる
挙句の果てには主人公までヤバい
薄々感じてはいたが、、ついにお前まで。。
読みながら読者だけ一人取り残していくあの感じ、、何だろう。。
共感とかもはや皆無、一ミリも感情移入はできませぬ
こいつら。。全員ヤバいやんけ。。と一人でツッコみながら読んでる感じです
だんだん 「もはやコメディ?」とさえ思わせてくる
まとめ
とにかく、衝撃的な作品でした。。
表紙のポップさとは裏腹すぎてさらに衝撃
※ちなみに単行本の表紙はとってもわかりやすいホラー描写
内容のツッコみどころ満載すぎて精神的に大変な作品でした。。
面白い面白くないという概念を超えて、ただただ衝撃
しっかりとしたストーリー構成、伏線の回収、話の筋道、魅力的なキャラクター、ドキドキするような心理戦、などは、は?なんのこと??って感じの作品でした(笑)
好き嫌いがはっきり分かれる作品だとおもうので、
🌟ハチャメチャな作品読みたい
🌟理解しがたい作品が読みたい←どゆこと
🌟ビックリしたい
🌟壊れてる人間の話とか結構好き!
とかゆう人にはお勧めです
逆に、
🌟結末がハッキリしてほしい
🌟え、ちょっとどういうこと??というストレスを抱えたくない
🌟ビックリさせられるのが苦手
🌟グロいのむり
🌟きもいのむり
🌟ヤバい人間むり
という方々にはとてもおススメしません。。
色々読んで新たに刺激がほしいという方にはいいかもしれません♪
私は経験として出会えてよかったと思いました(笑
ではでは✨