【ネタバレなし】一風変わった推理小説を読みたい方にオススメ:東野圭吾さん『悪意』感想
東野圭吾さんの推理小説の中でも特に人気の高い『加賀恭一郎シリーズ』の第4作目にあたる『悪意』
こちらの感想をネタバレなしで書いていこうと思います♪
まだ読んでない方は参考までに(^▽^)/🎶
『悪意』とは
1996年9月に刊行された推理小説(今から22年も前・・!)
2001年には間寛平さん、佐々木蔵之介さんでNHKでドラマ化もされていたようですねー
あらすじ
人はなぜ人を殺すのか
人気作家が仕事場で殺された。第一発見者は、その妻と昔からの友人だった。逮捕された犯人が決して語らない「動機」とはなんなのか。
書評・感想
この小説の特徴は、犯人があっさり捕まるところです
誰が殺したのか、これはすぐわかります。ただ『動機』がわからない
この『動機』をめぐる犯人と加賀恭一郎との攻防が最高に面白いです
何が嘘で何が真実か、本当にわからなくなるところが面白いです
そして、加賀恭一郎の少しの矛盾も見逃さない、妥協なく徹底的に調べる姿勢はこの時から変わりません!また、加賀恭一郎の過去も語られ、そこで起こった悲しい出来事も事件にうまく絡んできます。
結末にたどり着いたときは震えました
最後の最後まで一気に読んでしまいます!
補足
本の表紙の悪意の文字が怖すぎて、電車でこの本を読んでいたら女子中高生に二度見されました(笑)外でも読むならばカバーかけておくと一安心です♪
まとめ
一風変わった推理小説が読みたい、加賀恭一郎シリーズが好きな方にはぜひ読んでいただきたい一冊です✨
ただ人によっては読んでもどういう意味・・?と腑に落ちない方もいるようでyahoo知恵袋にはそのような質問も見受けられました。
一言では説明しがたい難しい結末でもあるのでそういう複雑さも好き!!って人はハマると思います(^^) 個人的にはかなり面白かったです!
ではでは✨